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孫市ねえさんが一体何をしたかったのかは誰にもわからない…!(笑)
「落第忍者乱太郎」で、「海外の海賊が眼帯をしているのは、暗闇での急な戦闘にそなえるためでもあった」という記述があって、「じゃあアニキもそうなんじゃない?」と思ったのがそもそものきっかけ。
眼帯とかで目を隠しておくと暗闇になれて、暗いところに入ったときにはっきりとまではいかないけど見えるらしい…。
関係ないけどコナンかなんかで、暗闇の中で殺人がおこって、ものもらいで眼帯をつけていた女性が犯人として疑われていたのを思い出した。(マジで関係ねえ…!)
うん、だから
「闇の中だろうと見える」というのを表現したかったのにセリフまわしとかモノローグで上手いこと表現できなくてアチャーです。
三成の複雑な感情を描くのも失敗してしまいました。特にラストのモノローグは何度も推敲したのに全然良くならなくて苦しかった。
本当はもっと、「元親が助けてくれるような気がするけど、でもそれだと自分が期待してしまっているようでなんか嫌で、そんな自分を馬鹿だと思っている」ようなもやもや~っとした感情なんですよ。
あと6枚目の三成と元親ですが、
三成は「つい触ってしまったどうしよう」という焦りの顔で、
元親は「急に触ってきてなんだよ へんなやつ」という意味じゃなくて、直前の三成が焦りで変な顔をしているので、「何変な顔してんだよ」っていう意味です。
わかりづらいな(笑)
元親は別に、三成が触ってきてもどうってことないし、それを変なことだとは感じない。
うまくいえないですが、「したいと思うことならしてもいい」と思ってて…三成のとっさの行動でも、疑問に思うことはないんです。そんな感じ。
「君のことちゃんと理解してあげてるから」っていう言葉ほど信用できないものはないと私は思っていて。
どうしてもその裏を読んでしまうのですよ。「どうせ知らないしそのつもりもないのだろう」と。
それは私が貧しい人間関係しか築いてこなかったからだろうなと自分でも思います。
元親は、相手がどんな人であろうと、たとえそれが自分とは一切わかりあえないであろう人でも、最初からはねのけるようなことはしなくて、一度は受け止めようという努力を自分の中でする人だと思うんです(石野さんが演技をする上で気をつけていることとしても挙げていらっしゃいましたが)
だからここでの元親が「知ってるよ」と言うのは、本当に知っているからで、適当に言っているわけじゃないんです。
でも具体的に「何を」知っているのかを口には出さない。
そんなことは無駄だからです。
そして「知ってるよ」というのを軽く言うのは、「そんなの当たり前のこと」だと思っているからです。
三成は、「他人のことなんかわからない、わかるはずもない、知っているわけがない」という思いがあります。
ゲームしていてもそう感じるのですけど。
三成は不器用でガンコな性格ですが、アレはアレで他人に対してバリケードは張っていないと私は感じています。
豊臣時代、家康のことも「気が合わないけど仲間、同僚」という意味合いでは親近感を抱いていたと思います。
だがその家康が予想や期待を裏切って秀吉を倒してしまった。
だから、「他人(が何を思っていて何をするか)なんてわからない」と考えを変えた。
…というような想像をしていました。
三成はある意味素直で純粋で率直な子だろうと思います。
だからこそ他人の感情や言動を、そっくりそのまま受け止めてしまう。
たとえば「ちょっと待ってて」って言われたら、普通の人なら「私が戻るまで待っていて」という意味をくみ取って待っているでしょう。
でも三成はそれができなくて、「ちょっと」って言われたら本当に「ちょっと」しか待たない。
「待ってて」って言った人が戻ってきたときには、すでにいないような子だろうと思います。
元親はそういう三成の性格をよく理解していると思います。
でもそれをいちいち口に出すことはない。
それが元親にとって特別なことではないからです。
てなことを考えつつ描いた漫画。
短くまとめようとしたせいで考えていたいろんなことをはしょりすぎてしまった。
もう少し補足で、三成が白昼夢を見るのは、元親の言う「あんたは俺の大事な友人だ」という言葉が未だにフシギで、三成にとって未知であり理解しきっていないので、今元親が自分の隣に座っていることが、現実として認識するに至っていないという意味もあってのことです。
なんかよくわからない、けど気になる、というような。
無自覚のうちに、識域下に浸透していっているのですよ。そんな感じ。
チカと孫市について延々考えていたときに思い浮かんだ話。
元親が馴れ馴れしく「サヤカ」って呼ぶのは、要するに孫市が現頭領になる前から孫市のことを知っていた(知り合いだった)からで、「孫市」の名を継ごうが継ぐまいが、サヤカはサヤカ、っていう意味合いがある…と私は勝手に思っているんです。
そしたら、前頭領が死んだときのこともなんとなく知ってるのかなーって思ったら妄想が膨らんでしまいました。
4ページ目で元親が孫市をぎゅってやるコマ、「ドントクライ、ガールv」で似たようなシーンが出てきます。パクッ……オマージュです。
あの抱きしめるというか抱きとめるようなのがすごく好きでマネしてみました。
でも上手く表現できなかった。
もう少し補足しておくと、元親が孫市を抱きしめたのは、「俺の胸かしてやるからしばらく泣いてろよ」っていう意味もありますが、「泣いてるところ見てないから」というのと、「サヤカが頭領になるから、今までの生ぬるい男女(の友情)関係はコレできれいさっぱりオシマイ」っていう意味がある…というつもりです。
元親がじんわり「元彼臭」を醸し出してるのはそういうことなんじゃないのかなーっていうのが私の個人的な想像であり希望でもあり…です(笑)
三成は隠れているんじゃなくて、元親の背中にもたれて休んでいるっていうことです。
上の漫画の続き。